IMURAYA CSR REPORT 2015
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井村屋グループでは、2000年以降海外市場にも積極的にアプローチしているものの、現状海外売上比率は全体売上の2.8%となっています。国内からのサポート体制を整備し、中期3カ年計画の最終年度である2017年度には6.0%の達成を目標としています。海外市場においても健康問題などの社会的課題がある中、安全・安心な食品を世界に向けてお届けしていきます。海外事業への取り組み2000年10月北京京日井村屋食品有限公司(JIF)設立2006年11月井村屋(北京)食品有限公司(IBF)設立2009年4月IMURAYA USA,INC.設立2012年4月海外事業戦略部設置2015年1月井村屋(大連)食品有限公司(IDF)開業海外への事業展開CSRIMURAYA市場活動人間尊重環境保全社会調和との市場活動社会から発展を望まれる企業を目指して中国での事業展開井村屋グループ理念では、社会的使命を 「おいしい!の笑顔をつくる」と定めています。比較的馴染みのある国内市場と違い海外市場は、まだまだ活動内容の認知が浅いと認識しています。そのため、今回はその海外市場活動に焦点を当てて、どのように「おいしい!の笑顔をつくる」ミッションを果たしているかご紹介させていただきます。日本で改良・発展した焼き菓子を中心に中国市場向け製造・販売を開始。設立時から無添加のカステラを製造・販売し、今ではアメリカ向け輸出も展開しています。また、日本式肉まん類の販売や、天津市ではアンナミラーズを2店舗運営しています。ISO22000を取得し、昨今の中国市場でも求められている安全・安心な商品を提供していきます。環境問題について、まずは生産量を適正にして廃棄を減らすため、日本でも効果が出始めているSCM手法を試験的に運用。また、納期への意識の相違から原材料の入荷が間に合わず生産できない、無駄が出てしまうという問題に対し、2014年4月より現地事情と日本について精通した現地スタッフが総経理に就任。風習の違いによるコミュニケーションギャップを埋め、現地スタッフが主体となって事業運営が行えるよう取り組んでいます。課題と対策①環境対策として、粉塵飛散防止装置を設置。工場近隣に粉塵被害を出さないように取り組んでいます。②IDFでは、ハード面だけでなくソフト面を強化し、安全で安定した品質を保持しながら、ISO22000認証取得を目指します。課題と対策JIFとIDFは2社が協働し、日本の品質基準を維持して安全・安心な調味料を製造・販売。CVS出店数の増加に伴うインスタントラーメンの高級化、また外食産業の伸長により質の良い天然調味料の需要が高まっています。中国市場のお客さまから期待される天然調味料の開発を進め、「おいしい!の笑顔」を中国全土に広めてまいります。●JIF天然系調味料の原料確保のため、北京に設立。中国市場の即席麺、調味料、製菓・製パン、外食向けの加工食品メーカー様に廉価な特色ある商品を提案しています。●IDFJIFより主力生産機能を移管し、旅順口区長城街道に設立。大連近辺より収穫される野菜・魚介を素材とし、地域の農業や漁業に貢献できるよう共に発展を目指します。北京京日井村屋食品有限公司(JIF)、井村屋(大連)食品有限公司(IDF)井村屋(北京)食品有限公司(IBF)日本国内だけでは難しくなってきた天然系調味料の原料確保を目的に、中国農産物を使った原料を日本へ輸出するために中国事業へ参画しましたが、社会経済状況の変化を受け、翌年より中国国内市場に目を向けた活動を開始。そんな中、2000年以降中国国内では食品汚染・食品偽装が明るみとなり、食の安全に対して注目されるようになってきました。さらに、2008年北京オリンピック、2010年上海万国博覧会の開催を契機にますます食に対する意識が高まってまいりました。中国でも高所得化により少々割高でも安全性・衛生面を重視して食品を選択されるようになった今、企業モラルを高度に維持して、日本で培った安全・安心・高品質な商品に評価をいただき始めています。05

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